クルマの走りを一変させるリジッドカラー

量産車に隠されたボディ剛性の弱点に着目!

リジッドカラー開発へのプロセス。
そのスタートはボディとサブフレームとの締結強度にあるガタの発見からでした。
長い間見過ごされてきた、ボルト穴の隙間と面合わせのズレが生むネガの数々。
サブフレームがボディにしっかり固定されていない量産車状態ではクルマの直進性がスポイルされる、また、締結部がズレてコーナリング時などにはハンドリングが不安定になる…
これらの要因を解決せずにハイクォリティな走りなど望むべくもないとスプーンは考えました。そして、この量産車の宿命的な難問に対して真っすぐな発想で挑んだのです。

開発のスタートは、耐久レース。

アイデアの原点は6年前のアメリカの25時間耐久レース。
ホンダ・レジェンドで参戦したときでした。
サブフレームとボディとの締結強度を上げるテストを重ねた結果、レースでは飛躍的にハンドリングが向上したのです。この素晴らしい効果をユーザーの方にもぜひ味合ってもらいたい、その一心からリジッドカラーの開発に着手、それは2005年の春でした。

まずはHonda車から着手。

コストパフォーマンスとできるだけ簡単方法で装着できて、車体の基本ジオメトリーを変えずに、が目標でした。
サブフレームとボディとの締結部に、ボルトを締めた際に徐々に潰れ、かつ面に密着しやすいカラーを噛ませてはどうか。
それなら素材は当然アルミで、外側にテーパー角を採用し、真ん中の部分の薄いフランジでさらに密着度を高めよう…
こうしたトライを重ねて現在の最終形状の製品に至ったのです。

走りに「芯」が生まれます。

リジッドカラーの装着のメカニズムや効果はビデオ映像で一目瞭然です。
量産車状態のままではネガな部分、不完全さの存在は明白。
すなわちリジッドカラーの役割は、クルマ全体にセンター出しを行うことによって車体本来の姿=スタビリティに溢れ、豊かな直進性をもった芯のある走りを実現するということなのです。
リジッドだけど固くならない。強固に締結するけどボディは静かに。
そんなリジッドカラーという製品を通して、改めて真のボディ剛性というものを捉えていただければ幸いです。

次々と集められる実証データ。

リジッドカラーの確かな効果はユーザーの口コミでジワジワと広まりつつあります。
装着したら即クルマの動きがリニアになり、ステア操作がシュアになった、車体全体が滑らかでコシのある感じに変わった…
という開発スタッフも嬉しくなる生の反響が寄せられています。
ジャーナリスト、現役レーサーによるレポートや雑誌の特集記事などでもおおむね高い評価を得ています。

これからも真のボディ剛性はボディとサブフレームの締結部にある、と考える本物のクルマ好きがますます増えていくことでしょう。
いまSPOONでは適合する車種をどんどん増やしています。
どんなクルマにも効く、というのがリジッドカラーのコンセプトなのです。

サブフレーム・リジッドカラー・キット

写真
各メーカー車種に対応
価格¥18,900〜(1台分)PCT国際パテント申請中
主な効果
・直進安定性、操縦安定性の向上
・室内外の騒音低下
・タイヤの偏磨耗の防止
・低級振動によるボディドラミングの低減